粗利「だけ」見ろを読んで。

著書 粗利「だけ」見ろ
著者 中西宏一

題名を見て。
売上高(商い高)を気にする経営者は多いですが、粗利や売上総利益(稼ぎ高)、利益率を気にする経営者はあまりいないです。
その問題点を再認識するために読んでみました。

売上高至上主義が、何故いけないのか。
何故、粗利を気にしないといけないのか。
分かりやすく説明されています。また、粗利目標の会議を含め、
粗利を中心とした社内体制に変える方法が、具体的に説明されていて、明日からでも始められるようになっています。

粗利会議の進め方などでは。
多くの会議が、責任追及の場となり、問題点や課題が議論されていない現状を改善するため、
具体的に、どのように会議を進めたらよいのか。その方法が書かれています。

会議が上手く進まない。会議の成果が出ない。会議が硬直化しているなど。
会議の困った。の解決策を探るのにも、役に立つかもしれないです。

薄利多売の問題点は、多くの経営者が理解していますが。
現時点の粗利を把握している経営者は少ないです。
結果として、知らず知らずに薄利多売の会社に陥り、なかなか利益が残らない会社となっていきます。
それを打破するのに。。。
この本は参考になります。