財務体質の強化(内部留保)。
内部留保とは、企業の所有する資産のうち、自己の利益により調達したものです。
別の表現では、利益のうち社外に流失(税金や配当、役員報酬)させず社内に残したものです。
簡単に言えば。儲けの蓄えです。
内部留保は、誰のため。何のためにするのか。
社員を守るために内部留保をするのです。
(理由は、あえて書きません)
中小企業では、特にこの意味合いが強いと思われます。
だからこそ。
経営者は、内部留保を目指さなければならないのです。
そのときに必要な考え方は、
税金は、社員を守るためのコストという考え方です。
税金を払いたくなければ、利益の全額を経費として使ってしまえば、利益がなくなるので税金を払う必要はありません。
しかし、利益がなくなるので、内部留保を増やすことは絶対にできません。
税金を払ったところで、利益に対して最大で35%(25%~35%の範囲)ぐらいです。
税金を払った後の利益は、内部留保にすべてまわせます。
内部留保を充実させ、社員を守る経営を目指しましょう!
また、税金を払うことによって、会社の信用力も買うことができるので、
不測の事態が起きても、金融機関からの融資も受けやすくなります。