合格!そしてランクアップの事務職へ。

第4日目

経理関係のことを知らない人が、簿記を初めて勉強するとき。
商品の売買と事実に基づく仕訳の流れが分からなかったりします。
商品の売買と貸倒関係を説明します。

具体的には。お店を経営していて。商品を売ってお金をもらったら。
現金*** / 売上高***
という仕訳をします。

もし。商品を売って現金でもらわず、後日払うという付け(掛け)にしたら。勘定科目が「売掛金」になり。
売掛金*** / 売上高***
という仕訳をします。

もし。この売掛金が回収できなかったら。回収できない日時で、売掛金のうち回収不能金額を費用にします。
回収不能の時に
貸倒損失*** / 売掛金***
という仕訳をします。

このようにして、回収不能の売掛金を減額して、費用とする仕訳をします。

そして、決算の時に将来の貸し倒れに備えて、費用として準備をしたら、勘定科目が「貸倒引当金」になります。

決算時に回収できないと思われる金額(試験では金額が書いており100とします)を費用にします。
決算修正時に
貸倒引当金繰入100 / 貸倒引当金100
という仕訳をします。

その後に、貸し倒れが発生したら。
(貸倒引当金100 ≧ 回収不能額80 のとき)
貸倒引当金80 / 売掛金80
という仕訳をします。
(貸倒引当金100 < 回収不能額120 のとき)
貸倒引当金100 / 売掛金120
貸倒損失  20 /       
という仕訳をします。

次の決算までに、貸し倒れが発生しなかったら。
次の決算修正時に
貸倒引当金100 / 貸倒引当金戻入100
という仕訳をします。