未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」を読んで。

著書 未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」
著者 伊藤洋一・澤円

人前でのプレゼンって、難しいなぁ。と感じており、どのようにやればスムーズに上手くプレゼンができるのか。その参考になればと思って読んでみました。

プレゼンと聞いて。パワーポイントなど駆使してセミナーをするイメージを描いていた私だが。この本でのプレゼンは、もっと大きな意味でのプレゼン「思いや考え」を人前で伝えるプレゼンであった。
ちょっとピントが外れたかなと思いながら。。。
プレゼンに対する考え方やプレゼン後どのように行動していくか。対話形式も含まてプレゼンに対する本質な姿勢や意味などが書かれており、これからの人前で話をするときの参考になる本になっています。

プレゼンと説明書の違いは、プレゼンには人を引き付けるエンターテインメントが入っており、聞く人を楽しませて聞きやすくし、理解すると同時にその通りと納得できて、実際に行動することが目的だと書かれています。仕様書や説明書などは、正しい情報や正確なスペックをそのまま伝えるだけで次の行動に結びつかないからプレゼンではないとその違いに納得しました。

未来についての話しで。AIがこのまま進化していくと世の中はどうなりますか?との質問に対する回答が、『どうなりますか』ではなく『どうしたいですか』の視点が大切であると満員電車を例えにして説明されており。どうなりますかという、ちょっと恐怖心をあおられた視点を持っていた私にとって、目から鱗であり、どうしたいですかという、主体を自分にする視点は参考になりました。

仲間づくりで困ったとき。自分の思いや考えのまとめ方やその表現方法などが書かれているので、考えを共有できる仲間造りの参考になる一冊だと思います。