視点の違い。
移動手段のひとつとして、便利な乗り物に自転車があります。
手軽で簡単に乗れますし。車のように免許や資格なども必要ありません。
子どもの頃は、この自転車でどこにでも行けると思っていたぐらいです。
この自転車に対する考えとして。
お客さまは、自転車が欲しいのではない、移動手段が欲しいだけ。
と考える人にお会いしました。
この考えで自転車の理想を求めると。
乗りやすくて早く移動できる自転車になるのでしょうか。
そのためには、自転車の機能が重要視されるのでしょう。
例えば、新聞配達の人が使っている自転車など業務に使う自転車。
また。自転車を売るのではない、自転車のある生活を売りなさい。
と考える人にお会いしました。
この考えて自転車の理想を求めると。
誰かといっしょに楽しく移動できる自転車になるのでしょうか。
そのためには、自転車の使い方が重要視されるのでしょう。
例えば、家族といっしょに行く行楽などに使う自転車。
どちらも自転車をより良い乗り物にし、あったらいいなを実現しようとする考えは同じですが。
前者は、製造の方で。後者は、販売の方でした。
前者と後者とでは、微妙な考えの違いがあるように思えます。
この微妙な違いが、作る人と売る人の考えの違いであり、
製造と販売と意見が合わない原因かなと思ったしだいです。