サンワ㈱

我社は創業以来、売上を伸ばすことこそ成長だと信じ、ひたすら売上拡大を追いかけてきました。しかし値引販売や採算の合わない案件も多く、決算後には利益が思ったほど残らず、資金繰りも楽にならない状況が続いていました。
そんな時、平田さんから「売上ではなく、限界利益(MQ)に注目する“MQ会計”を学んでみませんか」と提案を受けました。
最初は半信半疑でしたが、数字の見方を変えるだけで経営判断がシンプルになると聞き、勉強を始めました。
平田さんとMQ会計を学んでいくと。
「売上が多くても利益が残らなければ意味がない」
「どの商品が利益に貢献しているかが把握できる」
「値引きは会社の体力を削る」
といった新たな経営の視点が得られ。
経営の指標は「売上高」から「限界利益」へと切り替わり、利益を軸にした戦略づくりに変わりました。
社員も利益貢献度の高い商品に集中し、無理な値引きをやめ、固定費を意識する行動が広がり。社内には「数字が見える」「勝ち筋がわかる」と前向きな空気が生まれ、以前の疲弊感から解放され。数年後、売上はやや減少したものの利益は大幅改善。資金繰りも安定し、投資や人材育成に充てる余裕が生まれました。
我社は「MQ会計で会社のモノサシが変わり、本当の意味で成長できた」と。「売上至上主義」から「利益追求型経営」へと転換し、持続的に業績を改善する企業へと生まれ変わったと振り返ります。


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